前回は、「インナーチャイルドとは何か」について学びましたね。今回は、実際に あなた自身のインナーチャイルドと出会うための方法 を具体的に見ていきましょう。
2-1. インナーチャイルドと出会うための方法
インナーチャイルドは、普段はあなたの心の奥深くにいます。そのため、意識的にアプローチしてあげる必要があります。
2-1-1. 瞑想、イメージワーク、ジャーナリング
- 瞑想:
目を閉じ、静かな場所に座り、呼吸に意識を集中することで雑念を払い、リラックスした状態を作ります。その静寂の中で、あなたの内側にいる子供をイメージしてみてください。 - イメージワーク:
目を閉じて、あなたの子供の頃の自分を具体的にイメージするワークです。好きな遊び、場所、一緒にいた人などを思い浮かべて、五感をフル活用してイメージを膨らませてみましょう。 - ジャーナリング:
ノートに、頭に浮かんだことや感情を自由に書き出す方法です。子供の頃のあなたに手紙を書くつもりで、思いつくままに書き綴ってみましょう。
2-1-2. 身体感覚、感情へのフォーカス
- 身体感覚:
私たちの身体は、過去の感情や記憶を記憶しています。身体の感覚に意識を向けてみましょう。特定の感情を感じた時に、体のどの部分にどんな感覚があるのかを感じ取ってみましょう。 - 感情へのフォーカス:
ネガティブな感情が出てきた時は、それを否定せず、ありのままに受け止め、「なぜそう感じるのか」を探ってみましょう。それは、インナーチャイルドからのメッセージかもしれません。
2-2. インナーチャイルドとのコミュニケーション
インナーチャイルドと出会うことができたら、次はコミュニケーションを取ってみましょう。
2-2-1. インナーチャイルドへの語りかけ方、聴き方
- 優しい言葉をかける:
頭ごなしに否定したり、叱ったりするのではなく、「つらかったね」「よく頑張ったね」など、優しい言葉をかけてあげましょう。 - 耳を傾ける:
インナーチャイルドは、言葉だけでなく、感情や感覚、イメージなどを通してメッセージを伝えてきます。直感的に感じ取れるように、心を開いて耳を傾けましょう。
2-2-2. 抵抗、反発への対処法
インナーチャイルドは、過去の辛い経験から、あなたに対して心を閉ざしている場合があります。
- 焦らず、時間をかける:
最初はなかなか心を開いてくれないかもしれませんが、根気強く接することで、徐々に打ち解けてくれるようになります。 - 安心できる空間を作る:
インナーチャイルドが安心して話せるように、リラックスできる空間を作ったり、好きなものを用意してあげましょう。
2-3.インナーチャイルドと繋がる実践ワーク
実際にワークを通して、インナーチャイルドと繋がってみましょう。
2-3-1. ガイド付き瞑想音声
YouTubeなどで「インナーチャイルド 瞑想」と検索すると、多くのガイド音声が見つかります。
2-3-2. ジャーナリング課題
- 課題1: あなたの子供の頃の写真を見て、その時の気持ちや状況を詳しく書き出してみましょう。
- 課題2: 子供の頃のあなたに手紙を書いてみましょう。
2-3-3. 自分の子供時代の写真を用いたワーク
子供時代の写真をじっくりと見て、当時の自分に語りかけてみましょう。
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