感情をコントロールする! NLP「サブモダリティ」活用術

あなたの経験を構成する「感覚要素」

あなたは、楽しかった思い出を思い出す時、どんな風に感じますか?

  • 鮮やかな青空の色、太陽の光を浴びてキラキラ輝く海…
  • 鳥のさえずり、風の音、波の音が、心地よく耳に届く…
  • 心地よい潮風、ドキドキする高揚感…

私たちは、過去の出来事を思い出す時、五感を使い、まるで映画のワンシーンのように、その時の情景を頭の中で再現しています。

NLPでは、この「経験を構成する感覚要素」を「サブモダリティ」と呼びます。

サブモダリティ:五感を構成する「設定」を変えて、感情をコントロールする

サブモダリティは、簡単に言うと、五感に対する「設定」のようなものです。

例えば、「思い出の中の映像」を例に考えてみましょう。

  • その映像は、カラーですか?白黒ですか?
  • 映像は、近くにありますか?遠くにありますか?
  • 映像は、画面いっぱいに広がっていますか?それとも、小さな枠の中ですか?
  • 映像は、静止画ですか?動画ですか?

このように、私たちが経験するあらゆる感覚は、「色」「明るさ」「大きさ」「距離」「動き」「スピード」「音の大きさ」「音質」「温度」「質感」など、様々な要素によって構成されています。

そして、NLPでは、これらのサブモダリティを意識的に変化させることで、感情や行動をコントロールすることができると考えます。

実践ワーク:サブモダリティを体験してみよう!

1. サブモダリティの変化による感情調整

  • 過去の嫌な出来事を思い出してください。
  • 今、その時の映像は、カラーですか?白黒ですか?
  • 映像を白黒に変えてみてください。
  • 映像を遠くへ移動させてみてください。
  • 映像を小さな枠の中に閉じ込めてみてください。
  • いかがでしょうか?嫌な感情が薄れてきたのではないでしょうか?

これは、サブモダリティを変化させることで、感情的な影響を弱めることができる例です。

2. モチベーションアップのためのサブモダリティ活用

  • あなたが達成したい目標を思い浮かべてください。
  • 目標達成後の自分を想像し、そのイメージを鮮明にしてみてください。
  • 映像は、カラーで、大きく、近くに感じられますか?
  • 音は、クリアで、大きく、臨場感がありますか?
  • 体感覚は、ワクワクするような、高揚感がありますか?

このように、サブモダリティを意図的に変化させることで、目標達成へのモチベーションを高めることができます。

まとめ: サブモダリティをマスターして、人生を豊かに!

サブモダリティは、私たちが意識していないだけで、常に感情や行動に影響を与えています。

NLPのサブモダリティ活用術を学ぶことで、感情をコントロールし、目標達成を促進し、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

ぜひ、あなたの経験に意識を向け、サブモダリティを探求してみてください!

LSHトレーニングorコンサルをご希望の方へ

LSHラーニングでわからない箇所や実践経験としてトレーニングしたいスキル等ございましたら、まずは下記のLINE公式のトークルームからお問い合わせください。担当者が対応いたします。