1. はじめに:なぜ、私たちがこのセッションを行うのか
「一人の心の夜明けが、次の誰かの夜明けを呼ぶ」
私たちLSHプラクティショナーのミッションは、単にクライアントの悩みを解決することではありません。 目の前のクライアントを、自己批判や「〜してはいけない」という禁止令から解き放ち、**「Open Heart(I'm OKの確信)」**の状態へと覚醒させること。そして、その人が発する幸福感(肯定的な波紋)によって、地域社会の孤立や貧困といった「負の連鎖」を物理的に断ち切ることです。
想像してください。 あなたが担当したクライアントが「自分の人生の主役」として目覚め、その笑顔が家族を照らし、職場を変え、地域を温めていく光景を。 他者の自己実現を支援することで、あなた自身の魂もまた深く癒やされ、磨かれていく。 この「自利利他」の美しい連鎖(ペイ・フォワード)の起点となることこそが、本セッションを提供する最大の面白みであり、特権です。
2. セッションの定義と社会的価値
本セッションは、クライアントの人生脚本に刻まれた「禁止令(呪い)」を解除し、「IKIGAI(北極星)」を採掘する90分間の旅です。
- 個人の変容(Micro Impact): 「自分は何者か」という迷い(漂流)を終わらせ、価値観に根ざしたビジョンにコミットする「Open Heart」の状態を作ります。
- 社会への接続(Macro Impact): この活動は、厚生労働省や自治体が推進する「孤立防止」「生活困窮者支援」の精神と完全にリンクしています。 一人が精神的に自立し(I'm OK)、経済的にも精神的にも満たされることは、そのまま社会保障費の削減や、孤独死の予防、次世代への健全な教育へと直結します。 あなたは、90分の対話を通じて「日本の幸福度」を底上げしているのです。
3. セッション進行ガイド(7ステップ)
このプロセスは、認知行動療法(コラム法)の構造を「未来構築」に応用したものです。
■ Step 1:状況(Situation) - フリーズの瞬間を特定する
現状の「空白」を確認します。ビジョンがないこと自体を責めるのではなく、「ビジョンがないせいで日常が止まっている事実」を共有します。
- 狙い: クライアントの「現在地(迷子であること)」を客観的に認める。
- 質問例:
- 「ふと将来のことを考えた時、頭の中はどうなりますか?(真っ白になる、思考停止するなど)」
- 「求人情報やSNSを見ていて、一番『自分には関係ない』と画面を閉じたくなるのはどんな時ですか?」
■ Step 2:気分(Mood) - IKIGAIの4軸による現在地採点
現在の人生を、IKIGAIの4つの要素で数値化(1〜10点)し、欠落を可視化します。
- 好き: 今、心から楽しめることをしているか?
- 得意: 自分の才能や強みを活かせているか?
- 需要: 世の中の役に立っている実感はあるか?
- 稼げる: 一人で稼いで生きていける自信はあるか?
- プラクティショナーの視点: 点数の低さを嘆くのではなく、「どの軸が満たされれば人生が動き出すか」のヒントとして扱います。
■ Step 3:自動思考(Auto Thought) - 阻害要因の言語化
点数が低い理由を聞き出し、「理想の自分」を阻害している**「条件付け(言い訳)」**を吐き出させます。
- 狙い: 「条件が悪いからできない」という思考の裏にある、「本当はこうしたい」という欲求の輪郭を掴む。
- 質問例:
- 「『好き』や『稼ぎ方』を選べないのは、どんな条件が足りないからだと思いますか?(例:お金がない、若くない)」
- 「自分の未来を描こうとする時、どんな『環境のせい』にしたくなりますか?」
■ Step 4:根拠(Evidence) - ブロックの正体確認
「自分には無理だ」「選べない」と思い込むようになった**「過去の事実(根拠)」**を聞き出します。
- 狙い: 過去の失敗や他人の言葉が、現在の「安全装置(ブレーキ)」になっている構造を明らかにします。
- 質問例:
- 「『自分には選ぶ資格がない』と思うようになったきっかけは何ですか?」
- 「過去に『お前は現実を見ろ』と言われたり、大きな失敗をして恥をかいた経験はありますか?」
■ Step 5:反証・オルタナティブ(Alternative) - 例外と原石の採掘
ここが転換点です。「できない理由」を一時的に棚上げし、**「純粋な欲求」や「例外的な成功体験」**を掘り起こします。
- 狙い: ドミナント・ストーリー(無理だという物語)の穴を見つけ、IKIGAIの種を発見する。
- 質問例(重要):
- 「もし、お金も能力も関係なく、絶対に成功するとしたら、本当は何をしたいですか?」
- 「過去に時間を忘れて没頭したことや、損得抜きで純粋に『楽しかった』瞬間はありませんか?」
- 「その『できない理由』がなかったとしたら、あなたはどう動きますか?」
■ Step 6:適応(Adaptation) - 北極星(ビジョン)の設計
発掘した「純粋な欲求」を核にして、**未来から逆算した新しい脚本(New Script)**を作ります。
- ワーク: 4つの円(好き・得意・稼げる・需要)が重なる中心点を言語化し、「ミッション・ステートメント」として定着させます。
- 質問例:
- 「もし、その『理想の自分』に向かって今日から生きるとしたら?」
- 「IKIGAIの4軸すべてが高まっていくような、最高の未来のシナリオはどんなものですか?」
- 言語化: 「私は、(過去の経験・得意)を活かし、(誰)に(価値)を届ける人間になる」
■ Step 7:変化(Result) - 未来視点での再採点
Step 6で描いたビジョンに向かって進む前提で、**「未来のIKIGAIチャート」**を再採点します。
- 狙い: 「不安」が「期待」に変わったことを数値で確認し、漂流が終わったことを宣言する。
- 質問例:
- 「この『ビジョン』に向かって生きていくと決めた今、あなたの未来の充実度は何点になりそうですか?」
- 「そこへ向かう自分自身への期待感は、さっきと比べてどう変化しましたか?」
4. プラクティショナーの心得
- 「ない」のではなく「見えていない」だけ クライアントは「自分は空っぽだ」と言いますが、必ず「点(経験や感情)」はあります。あなたの役割は、散らばった点を線で結び、「星座(北極星)」として見せてあげることです。
- 言い訳は「理想の裏返し」 「お金がないから無理」という言葉は、「お金さえあればやりたい」という強い欲求の現れです。ネガティブな言葉が出たら、すかさず「ということは、本当は〇〇したいんですね?」と変換して返してください。
- あなた自身が「羅針盤」であれ 迷える人を導くには、まずあなた自身が「Open Heart」で自分の人生を楽しんでいる必要があります。このセッションを通じて、あなた自身も自分のIKIGAIを再確認し続けてください。
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